派遣社員の待遇改善に関する最新制度について(2025年版)
派遣スタッフの待遇は、「派遣先均等・均衡方式」または「労使協定方式」のいずれかで決まります。これは、2020年施行の「同一労働同一賃金」関連法に基づき、派遣労働者の不合理な待遇差をなくすための仕組みです。
「派遣でも有給休暇はあるの?」→「あります」
「有給」「年次」「年休」など、会社によって呼称は異なりますが、年次有給休暇は派遣社員にも条件を満たしていれば給付されます。

【条 件】
【期 間】
条件を満たしていれば、6ヶ月過ぎた時点から10日間与えられ、それ以降は1年ごとに1日ずつ加算されていき、最高で20日まで与えられます。
【留意点】
1ヶ月や3ヶ月といった短期雇用契約の場合でも、同じ派遣会社からの継続契約であれば、きちんと有給休暇が与えられるよう法律で定められている労働者の権利です(労働基準法第39条)。労働基準法以外にも、各派遣会社の規定の有給休暇がある場合もあります。
できるだけ有給休暇は有効期間内に消化するようにしましょう。申請しづらいかもしれませんが、与えられた立派な権利です。派遣は時給制ですので1日分の収入が損なわないよう、きちんと申請しましょう。
「派遣でも健康診断は受けられますか?」→「受けられます」

自身のライフバランスに応じたコーディネートが可能で、メリットも多数な「派遣」という働き方。しかしその一方、福利厚生面では「正規雇用と比べて劣るのではないか」という不安の声もよく聞かれます。 だけどご安心ください。事業者は雇用者に対しての、定期的な健康診断が義務づけられています。ですから、派遣会社は雇用契約をしている派遣スタッフの健康診断の受診を実施する法的義務があります。派遣で働く労働者の権利を守る「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」の第45条には、派遣スタッフの安全衛生確保の義務に関し、労働安全衛生法の適用が明記されています。但し、健康診断を受けられる基準は派遣会社によって就業期間、就業時間などの条件が定められていますので、契約時に確認することが大切です。
派遣スタッフの待遇は、「派遣先均等・均衡方式」または「労使協定方式」のいずれかで決まります。これは、2020年施行の「同一労働同一賃金」関連法に基づき、派遣労働者の不合理な待遇差をなくすための仕組みです。
派遣社員の多くは派遣元企業で健康保険に加入しています。 派遣社員として働いている間は、健康保険料の半額を給与から天引される形で負担し、 残りの半額を派遣元企業が負担する仕組みです。
派遣社員として働く場合でも、一定の条件を満たしていれば、 派遣元(派遣会社)を通じて健康保険および厚生年金保険に加入します。 雇用形態が派遣であることを理由に、 社会保険に加入できないということはありません。